テクニック– tag –
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ビヴラートで注意すべきこと
さて今回は、ボーカリストの腕の見せ場ともなる技術のひとつ「ビヴラート」について、少し気をつけていただきたいことをコラムしておきたいと思います。 昨今、YouTubeで教授する人たちが増え、それに影響を受ける人が増えています。実際にあったこととし... -
息を捨てる・語尾を捨てる ~良い歌唱を準備するために
梅雨も明け、ここから暫く夏本番となりますね。ジョギングも炎天下ではさすがに厳しく、外とエアコンの効いた室内との温度変化など、ボーカリストにとって健康管理も難しい季節ですが、ボーカルはバンドの華やかなフロントパートでありながら、高パフォー... -
カラオケの採点機能について
コロナウイルスのパニックも、ようやく各国で落ち着きを取り戻し、少しずつですが音楽や演劇などエンタメ系においても興行が行われるようになってきました。コロナ禍で世界中の様々なアーティストの書き溜めた作品もどんどんリリースされてきますよ、楽し... -
もうひとつの主役のメロディ ~オブリガートの質を向上させよう
作曲で楽曲がひとまず出来上がったら、作品の次のステップとして考えてほしいのがオブリガート(伊:Obbligato)です。 オブリガートとは、簡単に言えば”合いの手”のこと。 リードボーカルやリード楽器の合間をぬって、他の楽器が一瞬主役を奪うように、また... -
デモには早い段階で仮歌を入れよう
明けましておめでとうございます。トップノートは、今年で創立22年目を迎えることとなりました。この期間にプロとして活躍するアーティストを複数輩出できたのも、関係者の皆様ならびに、音楽を愛し学ぼうとする強い気持ちをもったすべての生徒さんのおか... -
歌唱・作曲において学んだ理論的アプローチを活用、実践しよう
少しでも良い歌唱や作品を提供したいと考えるならば、理論を学ぶことをおすすめします。 理論とは、スポーツでいえば運動力学や科学的見知。料理で例えるならば、料理で使う材料の知識や特性、素材同士の相性や化学的反応の基礎知識といったところでしょう... -
為に ~歌や作曲でスランプのときは
作曲や歌などの芸術の創作という作業では、行き詰まることも多いものですよね。 それも腕の見せ所、芸術・創作の醍醐味といえるのですが、スランプに陥ったとき、そんなときこそ原点に帰ってみましょう。 作曲や歌などの芸術の分野においては、経験を積み... -
声量は必要か!?
声量の有無、必要性については、なかなか難しい問題です。ピッチャーに豪速球は必要か、アイススケートにジャンプ力は必要かという問に似てるかもしれませんね。最低限、キャッチャーまで投げられる力は必要ですし、スケート選手にはある程度のジャンプ力... -
チェストボイスは低い声?ヘッドボイスは高い声?
たまに、チェストボイス(胸声)を低音、ヘッドボイス(頭声)を高音だと解釈している人がいます。大まかには間違いと言い切れませんが、ボーカリストが表現者や芸術家としての感覚を持って解釈するならば、チェスト(胸声)は重い声や太い声、ヘッド(頭声)は軽...