ミスタービッグの大阪公演に、今回も行ってきました。
若い頃に聞いていたので、承知の上ですが、さすが超絶テクニシャンバンド。
今回も改めて、これがベースとギター、ドラムの3ピースで作られる音なのかと感じましたし、ボーカルのエリック・マーティンのソウルフルな歌唱も健在でした。
しかし、もう一般の若い人は知ってる人は少ないでしょうか、音楽に興味のある人は、Youtubeなどでドリル奏法や速弾きなどで、ご存じの人もいるかもしれません。
ミスタービッグに限らず、ハードロックは全般に、ボーカルやプレーヤーに実力者やテクニシャンが多いので、勉強するといいと思います。
時代と共にテクノロジーが発達し、それらの恩恵に授かったサウンドも良いのですが、打ち込みや同期を駆使しなくても、個人のスキルやテクニックがあれば、多彩で無二な音が生まれ、客を魅了することが出来るということを学ぶことが出来ます。
最初から最後まで秒単位で決められ進むような演出のもとに作られたライヴも、こだわりがあって良いものですが、機械やクリックとの同期で縛られないから、アドリブなどの掛け合いも出てくるし、状況によって演出に変化も生まれます。
こういったライヴは飽きないですね。
本当のライヴって、こういう事を言うんだろうなって感じました。
誰もが手軽にDTM(デスク・トップ・ミュージック)出来る時代となり音楽制作は身近なものになりました、しかし、似た音が多いと思うのは僕だけでしょうか。
生演奏できる能力を持った人材や、卓越したプレーヤーというのは、案外、どんどん減っていっているのかもしれませんね。