ボーカル– category –
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“若くない”は弱点なのか
さて、今回は、誰もが直面する加齢について。歳をとるということはアーティスト・表現者にとってデメリットでしかないのでしょうか?確かに、腰が曲がるほどの老人や重病人ともなれば、豊かな声をつくることは難しく、身体能力の衰えは、少しずつ発声器官... -
個性
時折「誰かの真似はしたくない」という声を聞くことがあります。プロアーティストはとくに個性的でカッコいいですし、「唯一無二となりたい!」そんな気持ちは十分に理解できます。でも、心配しなくても大丈夫です。誰ひとり個性が無い人などいませんし、... -
発声・ピッチトレーニングは鍵盤楽器を使って
ボーカリストの中には、ピッチコントロールでお困りの人も多いはず。その要因は様々ですが、主に身体が楽器として上手く機能してないことに加え、正確なピッチ感が養われずにいることで、それらはやはり、突き詰めれば、きちんとしたトレーニングの積み重... -
声が出ないときにできる、おすすめの練習
走る息こそ、まだ白さを見せませんが、今週で外の空気は完全に冬になってしまいましたね。そんな中、私事ですが、先日、UVERworldが日本語吹き替え版のテーマ曲を飾っている映画「ヴェノム」を観てきました。UVERworldとマーベル作品のタイアップとあって... -
洋楽も聴こう(2) ~温故知新
さて、今回のコラムは「過去の音楽」にも焦点をあてた、以前のコラム「洋楽も聴こう」(1)からのスピンオフといった内容です。 みなさん、『温故知新』という言葉をご存知ですよね。「歴史や過去から学び、新しい見解を導いたり、今の自分の糧とする。」 と... -
洋楽も聴こう(1) ~洋楽を聞くメリットはあっても、デメリットは無い
さて、今回のコラム「洋楽も聴こう」。みなさんの多くは、主に邦楽を聞いたり、レッスン曲としていると思います。日本人なら、入口としては当たり前のこと、はじめはそれでOKです。僕だってそうでした。洋楽も聴いてほしい理由は、トップノートのサイトで... -
「喉声(のどごえ)」は、名ボーカリストの原石!?
声やピッチが安定しないなど多くの問題は、たいてい声帯の踏ん張りと呼気のバランスの不均衡から起こることも多いのですが、「喉声」も簡単に言えば、喉に力が入り過ぎて、呼気への抵抗が強く、絞り声として聞き苦しさが強く現れてしまうことです。しかし... -
フィールド・ハラー(2)
前回のコラムでは、R&Bやロックなどのルーツについて触れましたね。じゃあ、この現代までのジャンルの進化の中で、何が起こってきたか。これは1つには、文明が進み、商業化・産業化が音楽にも起きてきたということです。黒色人種の感情の叫び「ハラー... -
フィールド・ハラー(1)
みんなは、ロックやR&Bのルーツをご存知ですか?ジャンルというのは音楽のスタイル・特徴のことであり、それは長い時間の中で様々な要因が絡み合い、クロスオーバーしながら派生してきましたから1つに縛れないことも多く、もう最近ではカッコ良く言っ...