発声と並んで、歌唱に重要なものに「リズム感」があります。
とくに、最近の音楽は言葉が多く、ボーカルの要求されるリズムは細かくなってきていますから、「リズム」のスキルがより一層、要求されます。
まずは、自分のリズム感をチェックしてみましょう。
自分の好きな歌のカラオケの上で、歌いながら手拍子が打てるか、トライしてみましょう。
まず4つ打ち(4beat)、それが出来たら8つ(8beat)でやってみて下さい。
歌のメロディに手拍子が引きずられたり、手が止まったり、歌がおかしくなったりと、上手く出来なかったという人は、カラオケを使用せずに、まずは自分の手拍子と歌だけで合わせられるようになりましょう。
誰もが音感やリズム感は、始めは、ひ弱なものです。
幼少期から音楽やリズムに触れ合ったりすることの密度などで差が生まれますが、逆に言えば、あとからでもしっかりと練習することが出来れば鍛える事が出来ます。
「音感」「リズム感」という言葉の、「感じる」という漢字が現す様に、自分の「感じる力」を養う事が大切です。
レッスンとは別に、普段から、歌を聴く時、歌う時に、いつもリズムをとるようにしましょう。