早く効率的に、歌が上手になるコツは、自分の歌唱を録音すること。
そして、調子が良かった時のイメージや感覚、気をつけるべき事など、気が付いたことは何でも、楽譜やノートに記入することです。
最近では、スマホで簡単に録音出来る、とても便利な時代になりました。
ただし、気をつけて欲しいのは、録音した自分の歌唱を聴きかえす時に、一緒に口ずさんだり、一緒に歌い直さないことです。
自分の歌唱を聴き直している上から歌ってしまったのでは、自分のテイクのどこが悪かったのか、詳細を聴き取れなくなってしまいます。
音が出れば、ついつい歌いたくなる気持ちは分かるんですが、これでは上達しません。
上手い人は、自分の録音テイクをしっかりと判断するために、黙って客観的に聴き取ります。
歌を覚えるときにも同じことが言えます。
うろ覚えで、すぐに口にして歌ってしまう人って、案外多いですよね。
その結果、間違えたメロディや譜割で覚えていたりしている人は、とても多いです。
声にするまでに、何度も聞き返して、メロディやニュアンスなどを聞き取り、しっかりと歌える自信がついてから、実際の歌唱に入るようにしましょう。
