国内大型フェス「ROCK IN JAPAN」に、UVERworld、tricot、シナリオアートが出演!!
3組の熱いステージに期待です!!
さて、みなさんの声や意識を聞いていて感じることですが、「きれいな声」を正解にしている人が多いように思います。
しかし、「きれいな声」や「きれいな発声」というものは、聞き手側の客観的な主観で大きく変わりますよね。
例えば、大好きな人の声であれば、どんな酷い濁声でも落ち着きますし、弱々しい声でも愛おしいものです。
好きなアーティストのピッチが外れてたって、良い声や、良い歌に聞こえてしまうでしょう。
「きれいな声」って一体何でしょうか?
無理の無い発声ですか?
しかし、必ずしも、それが魅力的な歌声や歌唱となる要因ではありませんよね。
オペラのような? コーラス部のような声でしょうか?
確かにそれらも綺麗と表現出来ます。
アンドレア・ボチェッリに、サラ・ブライトマン
ルイ・アームストロング
ケルティック・ウーマン
エアロスミス
1980年代に、アフリカの大飢饉を救うために、そうそうたるアーティストが集結したチャリティソング
どれも有名なプロボーカリストですね。
名立たるボーカリストたちの歌唱は、すべてオペラやコーラス部のように聞こえますか?
あなたの好きなアーティストはどうですか?
美しく歌いあげている様な印象のアーティストでも、上手な人は、エッジテイストやダークサイドのフィーリングも使っているでしょう?
フォーマルやカジュアルといったものは歌唱のスタイルであり、「きれいな声を作ること」と「きれいに歌うこと」は別ものなんです。
じつは現代音楽の歌唱においては、「きれいな声」は、さほど必要としません。
「きれいに歌いあげること」が、歌の上手さとして評価され、必要なスキルとなります。
「きれいな声」というよりも、「きれいに歌いあげること」。
「魅力的な声・熟成された声」、「表現力の豊かな歌唱」を目指しましょう。