声帯は、ギターの弦のように振動しやすい、とても繊細なパーツです。
タバコの煙にはニコチンやタールが含まれており、それが気管や声帯にも付着し、刺激や影響を受けることになります。
ギターの弦に泥を塗り付ける様なものですね。
喫煙は、喉の調子はもちろん、体調全般に影響が出てしまいます。
風邪などの感染症にもかかりやすく、風邪などをひけば本番で良いパフォーマンスを作ることはおろか、ちゃんとした練習まで出来なくなって、スキルアップにブレーキがかかってしまいます。
女子にとっては、お肌にも良くないですよ。歯も黒くなっちゃいます。
何を隠そう、僕も若い頃は吸っていたんですが、歌唱に気持ちを注ぐようになってから、ピシッと止めました。
今ではタバコの匂いだけで喉に刺激を感じる程になりましたし、好んで煙のある場所に近づきたくありません。
止めてからは、体調を崩す事も少なくなりました。
また、タバコにかかるお金も、今や馬鹿になりませんね。
止めればそのぶん音楽活動に使えますし、プロ志望のみなさんは根性を持って止めた方が良いことが多いと思います。