ソチ冬期五輪が開催され、毎晩、アスリートの皆さんの頑張りをテレビで見させてもらっているんですが、どの競技を見ても、選手の皆さんは、いったいどれくらいの練習を積んできたんだろうと、感慨深く見入ってしまいます。
例えば、フィギュアスケートは好きでよく見る競技なのですが、いったいどれくらいの数を飛んできたんだろうかと。
きっと、五輪に出場する選手であれば、おそらく恐ろしい数を飛び、たくさんの失敗をも経験して、他のことを犠牲にしても技術向上の為に時間を費やしてきたんだろうと想像できます。
満身創痍、ギリギリで挑んでいる人が、ほとんどではないかと。
4年間、何千本、何万本と練習してきた中の、本番のたった1本で運命が分かれる。
なんとも切ないですが、だからこそドラマが作られ、感動を呼び、人々を魅了するのでしょう。
しかし、どの選手も素人のときがあったわけで、始めからプロ、一流であったわけがありません。
1本1本、1日1日の積み重ねが、自分自身を変えていったんだと思います。
どの世界も、音楽の世界も同じ。
今日の1本、明日の1本という積み重ねは、やがては大きな差となっていくのです。
小さな積み重ねなくして、大きな目標は成し遂げられません。
「継続は力なり」
人よりも1本、多くの努力ができる意識を持ちましょう。