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為に ~歌や作曲でスランプのときは

為に~歌や作曲でスランプになったときは

作曲や歌などの芸術の創作という作業では、行き詰まることも多いものですよね。
それも腕の見せ所、芸術・創作の醍醐味といえるのですが、スランプに陥ったとき、そんなときこそ原点に帰ってみましょう。

作曲や歌などの芸術の分野においては、経験を積み知識が増えるほど理論的アプローチも加わり、実験的なアプローチも試みるなど、様々な思考や知識、工夫をもって複雑な計算式のように作られていくことも増えますが、何よりも大切なことは「誰かのために作る、歌う」ということです。

あなたがアーティストの歌や曲から元気をもらったり、影響を受けたように、今度は自身がその立場に変わらなければいけません。

自分の歌唱や作った曲に、励まされましたとか、勇気や元気をもらいましたとか言ってもらえると、嬉しい気持ちになるものですよね。

芸術やスポーツはほとんどの場合、自分自身の思いの表現として、また欲望や快楽、楽しみとしてスタートするものですが、誰かの「為に」という気持ちを持ち合わせることが出来ると、気持ちの変化とともに今までとは違う様々なアプローチや強さが生まれ、それが一段も二段も上のスキルアップに繋がることはもちろん、「やりがい」といった新しい熱量まで生み出されます。

有名になりたいとか、稼ぎたいという大きな野望や結果を望むことは、当然あってもよいエネルギーですが、自分の欲望や快楽、楽しみとしてだけで関わっている人は、自分の非力さに直面したり、自分の欲や熱が尽きてしまえば、そこで実力も向上心も止まりやすいものです。

例えば、結婚式に曲を書いてほしいとか、こんな企画の為に曲を作ってほしいと、依頼された経験はありませんか?
こういう時って、案外、スラスラとペンが走りますよね。
これはしっかりとした目的、「為に」という想いがあるから、それに対する言葉や音のイメージが沸き出すからといえます。

また、故 志村けんさんが出演したことでも話題となったドラマ「エール」でも、そのタイトル通り、やはり誰かの「為に」メロディを紡ぐことの大切さが理解できたことでしょう。(登場する多くの音楽家の野心や心の葛藤、大切なものが描かれているお薦めのドラマです。まだ見てない人は、ぜひ視聴してみて下さい)

いくら理論を駆使して拘りを詰め込んだとしても、誰かを勇気づけたり励ましたり、聴き手の心が救われなけば、そのメロディにも言葉にも歌唱にも共感や大きな力が宿ることはありません。

これは、一般的なビジネスにおいても同じでしょう。
必要としている人の為になるものを、より良い形で提供できれば感謝されます。
感謝だけではお金儲けにはなりませんが、はじめから大儲けしようと画策するよりも、「誰かの為に」を実現しようと努力した先に、「儲かる」というストーリーがついて来るという循環にできるほうが理想ですし、じつは確実性も作業性も高く、ノンストレスですよね。

もちろん、だからといってスキル向上が必要無いわけではありません。
誰しも初めから十分なスキルは持ち合わせてはいませんし、やはり「誰かの為に」を、”より良いもの”とするために、自分磨きは、あるべき姿勢だといえるからです。

しかし、良い歌を歌おう書こうと自分の欲ばかり、原点を失った知識や理論ばかりの自己満足の技術の詰め合わせや”ひけらかし”だけでは、心からの共感は導けません。

まだまだ自分の実力では、誰かの為になれないと落ち込んでしまう人もいるでしょう。
しかし、完成された人などはいませんし、スポーツ選手を見ていてもわかるように、まだ発展途上でも不器用でも一生懸命に頑張っている姿に、まわりの人は自分もと勇気をもらい元気づけられるものなのです。

ジャンルのこだわりも、難しいとか易しいとか、上手いも下手も飛び越えて、誰かの「為に」なる歌を歌うように今の自分なりにしっかりと表現してみて下さい。
きっと、何かが聴き手に届くようになるはずですよ。

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