FAMOUSSONG

【S】
【バラード】【女性】【ソロ】【1990's】【6/8】【♩Slow】
【ポップ】【ロック】【ブルース】

Run, Baby, Run / Sheryl Crow
(ラン・ベイビー・ラン / シェリル・クロウ)


さて今回も、連日続くコロナのニュースに、皆のうんざりした気分が上がる様な曲を紹介できればと思います。

紹介の曲「ラン・ベイビー・ラン」は、
シェリル・クロウが1993年にリリースしたデビューアルバム「Tuesday Night Music Club」から、先行シングルとしてリリースされたメジャーデビュー曲。
アルバムでは、オープニングを飾るナンバーです。


↑アルバム「Tuesday Night Music Club


デビューアルバム「Tuesday Night Music Club」からは、「ラン・ベイビー・ラン」を含み、合計6曲もの楽曲がシングルリリース。
カントリーテイストのポップチューンとなった3rdシングル「All I Wanna Do」が大きなヒットを呼び、同曲は第37回(1994年に対する)グラミーアワードの「年間最優秀レコード賞」、
ならびに「最優秀女性ポップボーカルパフォーマンス賞」を獲得。
シェリル・クロウは、「最優秀新人賞」も受賞しました。

紹介の曲、デビューシングルとなった「ラン・ベイビー・ラン」は、「All I Wanna Do」のヒットや、セカンドアルバム以降のヒットの影で、一般には注目されない楽曲ですが、
個人的には、シェリル・クロウの名曲として推薦したい、ブルージィでソウルフルな1曲。




大学を卒業後、小学校の音楽教師として働きながら、週末はバンド活動をして、自分の夢である歌手を目指していたシェリル・クロウ。
地元の音楽プロデューサー”ジェイ・オリバー”に認められ、CMのジングルなどの制作をバックアップされると、そのジングルが全国CMで採用されるようになります。

作曲などを続けながら、その後、マイケル・ジャクソンのバッキングボーカルとして選抜されツアーに同行。
またスティーヴィー・ワンダーをはじめ、ベリンダ・カーライル、ドン・ヘンリーや、ニール・ショーンなどのレコーディングにコーラスとして起用されるなど、着々とスキルと下地を築き、やがて自らのメジャー契約を勝ち取り、1992年にデビューが決定。

しかし、予定されていたデビューアルバムは、発売前に音源が流出したため発売中止となり、
幻のデビューアルバムとなってしまいます。

そんな紆余曲折もあり、ようやく、翌1993年に刷新されリリースされたデビューアルバムが
Tuesday Night Music Club」。
この時、シェリル・クロウ31歳。 遅咲きのアーティストは、案外多いものです。

デビュー曲としては、大人の風格やテイストが漂う「ラン・ベイビー・ラン」。
自分の夢の実現に必要なことは、様々な誘惑に負けずに、恐れず一途に走り続けること。
("挑戦すること" そして "目標の為に頑張り続けること") だと解釈できる歌詞は、
シェリル・クロウの生き方や経験を綴ったものとなっており、歳をかさねただけの重みを感じさせる、当時、新人とは思えないものとなっています。
サビで繰り返されるフレーズは、止まるな、負けるなと応援されているようです。


↑おすすめコンピレーションアルバム「ヒッツ&レアティーズ


"自分の夢の実現の為には挑戦を恐れないこと"  "一途に努力を続けること"
これって簡単そうで難しいことですよね。
しかし、チャンスをものに出来る者と、チャンスに恵まれない人との違いは、案外、それだけかもしれません。

とくに、可愛さやカッコ良さなどのヴィジュアルを売りにするアイドルでもなければ、
しっかりと継続してスキルを磨き、作品や経歴を築ければ、年齢などは全く遜色無く評価されるということを実証してくれた、良いモデルケースと言えるでしょう。

才能なんて、誰もが始めは無いに等しい。
才能の入口は、夢を信じて頑張り続けることからなんだと、改めて教えや勇気をくれる楽曲・アーティストですね。


尚、流出問題から発売中止となった幻のデビューアルバムは、
2009年に再販された「Tuesday Night Music Club」デラックスエディションに付属されました。

↑デラックスエディション「Tuesday Night Music Club




【その他の主なカバーアーティスト】<順不同>



wrote : 2020.3.8
(update :    .  .  )