FAMOUSSONG

【J】
【男性】【グループ】【バンド】【1960's】【♩Medium】
【ポップ】【R&B/ソウル】【ディスコ】【ファンク】【シネマミュージック】

I Want You Back / The Jackson 5
(アイ・ウォント・ユー・バック / ジャクソン・ファイヴ)


最近の世の中は、暗いニュースが多いので、今回も元気な曲を紹介しましょう。

今回、紹介する曲「アイ・ウォント・ユー・バック」(邦題 : 帰ってほしいの)は、
マイケル・ジャクソンが在籍していたことでも有名なグループ、「ジャクソン・ファイヴ」が1969年にリリースした楽曲。

モータウンレコードからのリリース第1弾となるアルバム「Diana Ross Presents The Jackson 5」からの先行シングルとしてリリースされた、いわゆるメジャーリリース第1弾となるアルバム&シングルです。


↑アルバム「Diana Ross Presents The Jackson 5

はじめのピアノのグリッサンドから、ギターのカッティング、ベースラインに至るまで最高にキャッチーな楽曲です。
もう、この先、誰も同じフレーズは使えないくらいにキャッチーですよね。
また、間(ま)というものが、いかに大切かということを感じさせてくれる楽曲です。
歌メロもエモーショナルで聞き所ばかり、楽曲全体の勢いやフック力がズバ抜けてます。
「君をとりもどしたいんだ(I Want You Back)」っていう歌詞も、「ジャクソン・ファイヴ」が歌うと最高にかわいく、微笑ましいですね。

当時、グループ最年少のメンバーであったマイケル・ジャクソンが主なリードボーカルをとっており(のちに歳下のランディが加入)、変声期前で女性寄りのキーとなっています。
(よって、最高音ランキングには含めていません)
女性、とくに身体の小さなアジア人に好んでカバーされるのは、こういった声や体格のフィット感も手伝っているのではと考えられます。

マイケルの歌唱からは、身体がまだ十分に成長していない”少年っぽさ”は感じるものの (当時、マイケルが10歳位だから、しょうがないこと)、しかし、技術的には、到底、その年頃の小さな身体から発せられるとは思えない、伸びやかで豊かな歌声とエモーション、そして身体が勝手にリズムをとりたくなるようなグルーヴ力を放ち、所々に入るスキャットやフェイクや、コーラスワーク等々も加わって、子供達ということを全く問題にさせません。

どのメンバーの歌唱にも発音の強弱、フレーズの抑揚といった変化があり、意識的に声にエッジや撓み、ビブラートなどがかかってるのが分かりますか?
まず、この年頃で歌唱の表現にエッジを意識できるって、ほんとすごい感性です。
ピッチも良く、ブラックテイスト特有のフィジカルを前面に出した激しさや、自然で効果的なレイド・バックも感じられます。
のちに、「キング・オブ・ポップ」と称される、マイケル・ジャクソンの片鱗や凄さが、このとき既に感じ取れますね。

アマチュアは、やたら表面的な綺麗さや効率に拘る傾向でいて、幼い印象のシンガーが多いのだけれど、人間の綺麗さや評価っていうのは表面的なものだけではないと、幼い頃のマイケルの歌唱からも学んでほしいと思います。


↑マイケル・ジャクソン / おすすめコンピレーションアルバム

「ジャクソン・ファイヴ」は、父でありマネージャーも務めたジョー・ジャクソン率いる、ジャクソン家の兄弟などから構成されたアイドルグループ。
歌や踊りはもちろん、コーラスや楽器パートもある画期的なグループです。

やはり、変声期をのちに控えた男性アイドルグループであったことから、「ジャクソン・ファイヴ」としてのトレンドは短いものでしたが、デビューシングルから4枚連続でチャート1位を獲得するなど、その爆発的な人気は、今なお語り継がれる伝説のグループです。
「ジャクソン・ファイヴ」のリードシンガーを務めたマイケル・ジャクソンのソロ以降の輝かしい活躍は、あえてこのページに書くまでもないくらい有名ですよね。

兄弟を核としたアイドルグループ「ジャクソン・ファイヴ」の成功は、
現在にも通ずる、各国の音楽業界のモデルケースやグループアーティストの礎を築き、
モータウン時代の「ジャクソン・ファイヴ」に見られるポップなサウンドは、今も多くのアーティストに大きな影響を与えています。



↑おすすめコンピレーションアルバム

現在のアイドルグループで歌う当人は知ってか知らずかですが、男性グループでも、女性グループでも、混声のグループであっても、その作品の多くに、「ジャクソン・ファイヴ」に見られるようなモータウンサウンドの影響を垣間見ることが出来ます。
ぜひ、そういった観点でもアイドルグループの歌を聴いてみるとよいでしょう。
モータウンのサウンドは、アーティストはもちろん、とくに制作側に立とうと思うならば、絶対に聞いて勉強しておいた方がよいサウンドです。

しかし、現在のグループの多くは、ジャクソン・ファイヴのようなズバ抜けた歌唱力や実力、画も含めた破壊力を備えていないのが実情ですね。
"なんとかハラ"と糾弾される時代の窮屈さや、個々の奔放さ、世界的な先進国の少子化や高齢化も相まって、ここまで厳格に管理、完成された「ジャクソン・ファイヴ」のような兄弟から成る、実力も人気も伴うアイドルグループは、もう現れないかもしれませんね。


「アイ・ウォント・ユー・バック」は、
マイケル・ジャクソン主演・監督を務めたミュージカル映画「ムーンウォーカー」ほか、



荒廃するアメリカのハイスクールを舞台に、熱血女教師の奮闘を描いたルアン・ジョンソンの自伝小説「ルアン先生にさからうな」を映画化「デンジャラス・マインド 卒業の日まで」



ハーレムで育ったデヴォンは、マーチング・ドラマーとして天才的な才能を持っていた。
天才的なドラム・テクニックを披露し、周囲を圧倒するも、自らの才能に溺れた言動や勝手な行動は、やがて様々な問題や軋轢を生んでいく…。全米でスマッシュ・ヒットを記録した映画「ドラムライン」



エディ・マーフィが悩めるパパたちに贈る子育て奮闘コメディ! 「チャーリーと14人のキッズ」



『チャーリーと14人のキッズ』の続編となる、エディ・マーフィ主演の奮闘爆笑コメディ! 「チャーリーと18人のキッズ in ブートキャンプ」



宇宙のお尋ね者5人が、ひょんなことからヒーローとなって活躍するアクションムービー。宇宙“最凶”と称したチームを結成するが…。マーベルシネマが贈る痛快SFアクション「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」


などなど、多くの映画や番組に使用されています。







【その他の主なカバーアーティスト】<順不同>

マーサ&ザ・ヴァンデラス(Martha and the Vandellas)
グリー・キャスト (Glee Cast)
フォルダー (Folder)
リトル・グリー・モンスター (Little Glee Monster)
トゥワイス (TWICE)
村上“ポンタ“秀一/VO:NOKKO (Murakami Ponta)
土屋 アンナ(Tsuchiya Anna)
フィンガー・ファイヴ(Finger 5)
コトリンゴ (kotringo)
マルセラ(Marcela) ・・・他

wrote : 2020.2.16
(update :   .  .  )