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FAMOUSSONG

【E】【W】
【バラード】【女性】【ソロ】【1960's (Origin:1930's)】【12/8】【♩Slow】
【ジャズ/フュージョン】【ブルース】【R&B/ソウル】【シネマミュージック】

Trust In Me / Etta James (Origin : Wayne King and His Orchestra)
(トラスト・イン・ミー / エタ・ジェイムズ)


「トラスト・イン・ミー」は、晩年にはソングライターの殿堂入りも果たしたミルトン・エイガー(Milton Ager)ほか、ジーン・シュワルツ、ネッド・ウェバーによって書かれた作品で、1937年にウェイン・キング楽団によって初めてリリースされました。

↑ウェイン・キング(Wayne King )


同年、歌ものとしてミルドレッド・ベイリーがヒットさせたほか、

↑ミルドレッド・ベイリー(Mildred Bailey)


コニー・ボスウェルなどによっても歌われています。

↑コニー・ボスウェル(Connie Boswell )

この2人は、共に女性ジャズシンガーの先駆けとなった人物で、ミルドレッド・ベイリーは白人女性初のジャズシンガーとも言われています。


そして、ここでピックアップしたものは、
当サイトでは3度目の紹介となるエタ・ジェイムズのバージョン。
1960年のデビューアルバム「アット・ラスト!」に収録され、翌年にはシングルカットとなりました。


↑アルバム「At Last !
 
エタ・ジェイムズは、メディアアンケートの"偉大な女性シンガー"で常にランクインされ、
クリスティーナ・アギレラやビヨンセ、アデルなど、今なお多くのアーティストに影響を与え続けている名シンガー。
伝説のシンガーとも言われる、あのジャニス・ジョプリンもエタ・ジェイムズに憧れ、強く影響を受けた1人です。
ジャニスのメジャーデビュー時期までにリリースされたエタ・ジィムズのアルバム「コール・マイ・ネーム」あたりを聞けば、ジャニスがかなり影響を受けていたと感じる事ができるでしょう。

エタ・ジェイムズの歌唱は、自身の悲しき生い立ちや、人生の荒波を歌うかの如くエモーショナルでソウルフル。
数々のアーティストの評論でエモーショナルやソウルフルという言葉が見受けられますが、これぞエモーショナルやソウルフルという歌唱の見本だといえます。



紹介の曲「トラスト・イン・ミー」は、"私はあなたをいつだって信じているのに、何故あなたは信頼をくれないのですか? あなたがいつも私のことだけを信頼してくれたら上手くいくのに" と歌った作品。

2009年に公開の映画「キャデラック・レコード〜音楽でアメリカを変えた人々の物語」では、エタ・ジェイムズ役をビヨンセが演じ、挿入歌として使用されたことも記憶に新しいです。
"Believe"よりも"Trust"と表現されているあたり、全て何があってもという想いが伝わります。
歌詞中のダディ(daddy)は、お父さんというよりも、やはり信頼できる人物や愛しい人というスラングでの解釈が合いそうですね。

↑映画「キャデラック・レコード」

映画「キャデラック・レコード」は、アメリカのイリノイ州のシカゴに実在したレコード会社「チェス・レコード 」(Chess Records)を描いた作品。
ポーランドからの移民であったチェス兄弟(兄のレナード・チェスと弟のフィル・チェス)が創設した「チェス・レコード 」は、紹介のエタ・ジェイムズをはじめ、マディ・ウォーターズやリトル・ウォーター。ハウリン・ウルフ、チャック・ベリーなどの名アーティストを輩出し、ブラックミュージックの発展、ポピュラー化に大きな影響を与えました。
映画では、かなり足早ではありますが、ブラックミュージックが世間に認められていく流れが分かるほか、人種差別などの社会的世情や時代的背景、在籍したアーティストのエピソードなどが描かれ、エタ・ジェイムズほか黒色人種のエモーショナルな歌唱の根底にあるソウルを垣間見ることが出来ます。
音楽、ブラックミュージックに興味のある人には、おすすめの映画です。



また、歌ものではありませんが、個人的にデスクワーク時に聞くアーティストの1人で、ピアニストのドン・シャーリーのバージョンもおすすめです。

↑ドン・シャーリー(Don Shirley)

ドン・シャーリーはクラシック育ちのピアニスト。
黒色人種でありながら、後にブラック・ミュージックへとプレイの幅を拡げて評価を上げました。


そんな、ドン・シャーリーの実話をもとにした映画「グリーン・ブック」もおすすめです。
グリーン・ブックとは黒色人種専用のガイドブックのこと。

映画「グリーン・ブック」公式⇒(https://gaga.ne.jp/greenbook/index.html)


↑グリーン ブック(GREEN BOOK)





【その他の主なカバーアーティスト】<順不同>

ウェイン・キング楽団 (Wayne King and His Orchestra) [*Origin]
ミルドレッド・ベイリー(Mildred Bailey)
コニー・ボスウェル (Connie Boswell)
ラス・モーガン (Russ Morgan)
フレディ・マーティン (Freddy Martin)
ルイ・ジョーダン (Louis Jordan)
クリス・コナー (Chris Connor)
ダコタ・スタトン (Dakota Staton)
ダイナ・ワシントン (Dinah Washington)
パティ・ペイジ (Patti Page)  ☜おすすめカバー
ハリー・ニルソン (Harry Nilsson)
ビヨンセ (Beyoncé)
ダフィー (Duffy)
トレインチャ・オーステルハウス (Trijntje Oosterhuis)
ウェス・モンゴメリー (Wes Montgomery) 〜Gt Inst〜
ドン・シャーリー (Don Shirley) 〜Piano Inst〜 ☜おすすめカバー
ジミー・スミス (Jimmy Smith) 〜Organ Inst〜 ☜おすすめカバー
・・・ほか

wrote : 2019.6.4
(update : 2019.6.8)
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