FAMOUSSONG

【D】【E】
【バラード】【女性】【ソロ】【1970's (Origin:1960's)】【12/8】【♩Slow】
【R&B/ソウル】【ポップ】【シネマミュージック】

Misty Blue / Dorothy Moore (Origin : Eddy Arnold)
(ミスティ・ブルー / ドロシー・ムーア)


紹介の曲「ミスティ・ブルー」は、アメリカの作曲家ボブ・モンゴメリーによって書かれた楽曲で、ブレンダ・リーに歌われることを想定して作られた楽曲と言われています。

結局、この曲をブレンダ・リーが歌うことはなかったものの、ブレンダ・リーのプロデューサーであったオーウェン・ブラッドリーに、女性カントリーシンガーのウィルマ・バージェス(Wilma Burgess)への提供を勧められ、1966年にカントリースタイルにアレンジされてシングルリリース。
ウィルマ・バージェスを代表する作品となる、ヒットとなりました。



翌年1967年には、男性カントリーシンガーのエディ・アーノルド(Eddy Arnold)がチェット・アトキンスをプロデューサーに迎えシングルリリースし、再びヒット。
はっきりとは分かりませんが、シングルリリースとしてはウィルマ・バージェスのヴァージョンが先行リリースされていますが、エディ・アーノルドのヴァージョンは、1964年及び再販となる1973年に、TVの企画物としてRCAから発売された2枚組のコンピレーションアルバム「The Greatest of Eddy Arnold - Volumes 1 & 2」に既に収録されていたようですから、エディ・アーノルドのヴァージョン方が、シングルではないものの実質は先に発表されていたことになるのではないでしょうか。

↑アルバム「The Greatest of Eddy Arnold - Volumes 1 & 2

企画ものではありますが、ここではオリジナルはエディ・アーノルドとしておきます。



そして、ここでピックアップした、アメリカのミシシッピ出身のゴスペル&ブルースシンガー、ドロシー・ムーア(Dorothy Moore)が1975年にカヴァーしたヴァージョンは、カヴァーされたものの中でも、ポップチャートにおいても上位を獲得し、本国アメリカ以外の国でもヒットした、特に有名なヴァージョン。



ドロシー・ムーアは、女性3人組のグループ「ポッピーズ(POPPIES)」のリードシンガーとしてエピックレコードからデヴューするものの大きなヒットに恵まれませんでしたが、ソロへ転身後、出身地でもある地元ミシシッピのレーベル「マラコ・レコード」に在籍すると、紹介の曲「ミスティ・ブルー」が大ヒットとなり、一躍、有名になりました。
主にゴスペルやブルース、R&Bなどのアーティストを手掛け、のちにサザン・ソウルやディープ・ソウルと称されるジャンルの礎や黄金期を築き、"ザ・ラスト・ソウル・カンパニー"と呼ばれるに至った「マラコ・レコード」躍進の起爆剤となったのは、紹介の曲ドロシー・ムーアの「ミスティ・ブルー」だと言っても過言ではないかもしれません。
勿論、ドロシー・ムーアにとっても、一番のセールスとヒットを記録する代表曲となりました。

近年では、メアリー・J.ブライジ(Mary J.Blige)や、モニカ(Monica)がアルバムで取り上げたことでも、ご存知の人も多いのではないでしょうか。





様々なアーティストにカヴァーされ続けては、良作品やヒットとなる「ミスティ・ブルー」。
15分足らずで作られた楽曲だと言われていますが、「ミスティ・ブルー」には、その良質のメロディーはもちろん、人々の心にフックする何かがあるのでしょうか。
皆さんも、1度聞いて、その何かを感じてみるとよいでしょう。

”歌い手を選ばずにヒットする楽曲”、”誰が歌っても良い楽曲” だと言わせるものは、
作曲家にとっての理想であり、最大の褒め言葉。
また、“あの人が歌えばヒットする”、”あの人が歌えば良い歌になる” なんて言ってもらえることは、シンガーにとっての理想であり、最大の褒め言葉といえるでしょう。

作家や歌い手を目指す皆さんは、そういった褒め言葉を言ってもらえるように、日々の努力を止めないように精進していきましょう。

〜「ミスティ・ブルー」は、悲しみの歌。
どんなに忘れようとしても、あなたのことを想うと、この心には霧がかかったように、世界は変わってしまう。 恋に傷つき癒えることのない孤独な気持ちや、いつまでも消えることのない愛する人への想い、溢れる涙で映し出された景色をも表現しています。〜


尚、「ミスティ・ブルーは、1996年に公開された映画「フェノミナン 」ほか




1999年の映画「近距離恋愛」(原題 : Made of Honor )




2014年の映画「Black or White


など、映画や番組にも使用されています。




【その他の主なカバーアーティスト】<順不同>

エディ・アーノルド (Eddy Arnold) [*Origin]
ウィルマ・バージェス(Wilma Burgess)
ジョー・サイモン (Joe Simon)
ビリー・ジョー・スピアーズ (Billie Jo Spears)
エタ・ジェイムズ (Etta James)
シンディ・ローパー (Cyndi Lauper)
ブレナ・ウィテカー (Brenna Whitaker)
ボーイズ・II・メン (Boyz II Men)
メアリー・J.ブライジ (Mary J. Blige)  ☜おすすめカバー
モニカ (Monica)
グウェン・マックレイ (Gwen McCrae)
ジュールズ・ホランド & デヴィッド・マッカルモント (Jools Holland & David McAlmont)
エンゲルベルト・フンパーディンク (Engelbert Humperdinck)
ジョージ "フィジー" ベイコソ (George "Fiji" Veikoso)  ☜おすすめカバー
・・・他

wrote : 2020.9.13
(update :    .  .  )