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2018.11.25

風邪などで声が作りにくい時に出来るオススメのワーク

走る息こそ、まだ白さを見せませんが、今週で外の空気は完全に冬になってしまいましたね。
そんな中、私事ですが、先日、UVERworld(ウーバーワールド)が日本語吹き替え版のテーマ曲を飾っている映画「ヴェノム」を観てきました。


(映画「ヴェノム」公式サイト⇒http://www.venom-movie.jp)

UVERworldとマーベル作品のタイアップとあっては見逃すわけにはいかないですからね。
マーベル作品の主題歌とは、UVERworldほんとにすごい。
映画の内容もスパイダーマンからのスピンオフ作とはいえ、新たなヒールヒーローシリーズを予感させる期待以上の作品でした。スパイダーマンの新作も間もなく登場か!?という布石もありましたね。
まだ観てないという人は、ぜひ大画面の迫力の下で観覧して下さい。もちろんUVERworldがEDテーマを担当している吹き替え版で。
「ヴェノム」など、今年の年末から新年にかけては音楽関係の映画のほか、なかなか魅力的で観たい映画がたくさん上映されますよ。


さて、今回のコラムは「風邪などで声が作りにくい時に出来るオススメのワーク」について。
毎年、感染症が猛威を振るうこの時期は、やはり生徒さんのあいだでも風邪ひきさんが増えてしまいます。
まずは体調を崩さないように、プロ意識を持って毎日の自己管理を徹底する事が望まれますが、それでも風邪をひいてしまった!という時にもボーカリストが出来るワークを少し紹介しましょう。



咳が出ている時ーー。
咳で声帯に大きなダメージを作っているので、さらに無理に声を出すと声帯に負荷をかけることになり、悪くは気管支や肺にまで影響を与えたり、風邪や咳の治りが遅れてしまう可能性があります。
いくら良い発声を心がけたとしても、声を出す以上、声帯に全くダメージが生まれないということはありませんので、レッスンは変更で対応することが望ましく、やる気があっても、なるべく声を出さないトレーニングがよいでしょう。
スキルを持ち合わせている講師ならば、生徒の今日の身体の状態を確認し、少しの会話や出音からも認識します。こういった場合には無理をさせずに、講師判断で声を出さないワークに切り替えることが多いはずです。
例えば、"トランクスクライブ" もお薦めです。このワークは華やかでなく疎かにされがちですが、歌唱にとって非常に良いイメージトレーニングとなります。風邪のときに限らず行っても良いトレーニングで、ボーカリストのみならず全てのプレーヤーにお薦めです。
トップノートでは、今日は声を出さない方がよいと判断した人にはトライさせることも多いワークの1つです。
また、楽器が出来る人は、上記+リハーモナイズもおすすめです。


鼻風邪のときーー。
咳風邪と比べると”歌える”という自覚は強いのですが、実際には鼻腔共鳴も悪いためピッチがとりにくく、出音も鼻声であるので、気持ちよい歌唱になりません。また案外、鼻だけでなく上気道全般に症状がある場合も多く、なかなか満足いくような歌唱にはなりません。
結局、ストレスが溜まる歌唱となることが多いですね。
程度にもよりますが、やはり上記のトレーニングがお薦めです。





楽器演奏や声づくり・歌唱というものは、質の高いトレーニングを"継続・反復"することで感覚の向上や器用さを養えたり、その為の筋力やコツを作り込める事も多いものです。
しかし、やはり風邪、とくに発熱を伴うときには脱水症状もあって、声枯れも早く酷く起こりますから、レッスンは変更や欠席という処置が賢明です。
鼻水や喉の痛みなどの風邪の初期症状が感じられたら、症状が酷く長引かないように早めに対処してしまいましょう。

お家では、栄養のある美味しいもの、身体が暖まるものをしっかり食べて免疫力を向上させ、早めにぐっすりと眠り体調を早く回復させましょう。
症状が深刻でないなら、映画を観たり本を読んだりして感受性を高めたり、創作・歌詞を書く事も良いでしょう。感覚の鈍化、大きなブランクを作らないよう短休期間でトレーニングに復帰出来る事を第一に心がけていきましょう。





またボーカリストには、蒸気を口へ当てる吸入型の加湿器もお薦めのアイテムです。
喉枯れなどの時はもちろん、ライヴ前後などの普段使いや、一般的な風邪の時にも使用すると治りが早くなりますよ。