COLUMN

【ボーカル】【アーティスト】
2016.1.16

トラフィック・ストッパーを目指せ ~魅力ある歌声を

FAMOUS SONGのページでも紹介中のアーティスト「Adele(アデル)」は、
英メディアで「Traffic Stopper(トラフィック・ストッパー)」
”立ち止まらずにはいられない歌声”と称されました。



ピッチやリズム、滑舌といった基礎部はもちろん大切だけど、いかに人を魅了する声で歌うかも同じくらい大切なんですよね。
生徒には、常々アドバイスすることですから、百も承知の事だとは思いますが、
やはりもっと自身の歌唱時の声に魅力を付けるように、客観的な感覚を意識付けして努力すべきです。

ギターの音やドラムの音などの楽器は、たくさんあるストックの中から楽器を選んだり、さらに様々な音作りをするじゃないですか。
なのに、ボーカルの声は素のまんまなんて、芸やエモーションが無さ過ぎます。

確かに、もともとかっこいい声の人は得だけど、声はプロ意識のもとトレーニングしたり、意識を磨いたり、歌い込めば声やニュアンスは作れるんですよ。
ときには、喉を振り絞って「好きだ」なんて気持ちを歌ってもいいんです。
素直に、綺麗に、お行儀よく歌うことばかりが、アーティスト表現の全てではないという事です。
だって、歌って気持ちなんだもの。
そこに、聞き手を揺さぶるだけのヴァイヴやエスプリ、エモーションがあるかが、とっても重要。
綺麗なだけの歌なんて、悩みの無い歌詞みたいなもの。
いったい、どこに表現力や魅力があり、どこに共感出来ますか?

その歌唱の奥底に流れる、感情が読み取れるような歌唱と感受性や表現力こそ、本物には必要なんです。
ジャニス・ジョプリンレイ・チャールズトム・ウェイツパティ・ラベル
マライア・キャリークリスティーナ・アギレラなどなど。



名を残す様な、耳にも記憶にも残るアーティストのそれを聴けば、まさに歌って気持ちだと分かりますよね。
あなたの声、歌唱は「トラフィック・ストッパー」となるべく、日々、意識も喉も磨き上げられていますか?