COLUMN

【トレーニング】
2015.5.20

感覚・知覚を鍛えよう(1) ~よい歌唱は、よく聞く事から

国内の大型フェス、「ROCK IN JAPAN FES.2015」で、UVERworld(ウーバワールド)とtoricot(トリコ)が同日競演することとなりましたね。
個人的に、とても嬉しいニュースでした。

さてさて、本題へといきましょう。
ボーカルは、声帯という自分の肉体の一部である器官や身体を操り奏でる特殊なパート。
いつも、どこにでも離れずについてきてくれる便利な楽器ではありますが、ピアノやギターなどの楽器と違い、そのコントロールや動きを目視することができません。
いわば、初めからブラインドタッチをしている楽器だと言えますね。



だからこそ、操作感覚の熟練向上、イメージの洗練というものが必要となります。
ギターやピアノなどの他の楽器からも分かる様に、どの楽器もブラインドタッチをしようとするならば、多く練習して、感覚を育てないといけない事は想像出来ますね。
歌というものは、まずは、人よりもたくさん歌わずして上手くはならないのです。

次に、メロディの動き、パッセージをきちんと想像できているかです。
次から次へと動く音程を、どのように理解していますか?
その為には、一般人の歌が好きで聞くというレベルを超え、何度も何度も感覚を研ぎすまし、聞き込まないといけません。
ピッチやニュアンスが崩れている所は、再度、音程やイメージを組み立てることが必要です。

音楽がかかると、すぐに一緒に口にして歌いたがる人も多いですが、自分の練習曲は、じっくりと耳を研ぎすまして、自分が歌う声や歌唱のイメージをしっかり作りながら「聞く」という作業を怠ってはいけません。
オリジナルアーティストや自分の歌いたいイメージ上の歌唱と比べてどうなのか、ピッチの崩れや、ニュアンスの確認などを「第三者的に俯瞰して聞く事」が大切です。



講師に「歌をよく聞きなさい」と言われたことはありませんか?
上手いボーカリストほど、よく聞く能力を持っているものです。