COLUMN

【トレーニング】
2015.3.16

マ行のヒント ~鼻音の発音が悪い人へ

花粉の飛散も本格的に始まり、4〜5月には黄砂もピークとなります。
花粉症の人は辛い時期となりましたね。
そんな時の鼻音は、もう拷問みたいなもんです。
今回は、そんな時期とあって、鼻音の「マ行」に着目したコラムを。



鼻腔の使い方が、上手くないと綺麗に発音出来ないマ行などの鼻音。
マ行は、「m」を発音する時に、必然的に上唇と下唇がひっつきますよね。
簡単に言うと、口が閉じる。
言われてみると、なるほど~♪なんて思うでしょう?
ということは、この瞬間は息を口から吐き出せなくなる、滞りやすいのですよ。
とくに、個人差がありますが閉鼻傾向の人は要注意。
口からも鼻からも出力しにくいことになる。

結果、無意識にも息を制限してしまい、単純にマ行の滑舌が悪かったり、喉詰め気味や、鼻づまり声になりやすい。
また、線の細いキンキン声になったり、逆に「どフォーマル」になったりするというニュアンスの弊害も生まれやすくなります。
ですから、鼻腔が上手く使えて、自分の狙った圧力解放や減圧能力がないと、よいテイストのマ行にはなってくれないんですよ。
歌は鼻腔の使い方ですごく変わる、大切です。



圧力解放など、通常それらは無意識にやってるんですけど、音程を作りながらの歌唱となると上手くいかないことも出てくるんです。
また、普段の会話は、相手が「聴く」という能力で汲み取ってくれてますから、鼻音に限らず、滑舌が悪いからと日常生活には困らないはず。
ですが、これがプロを目指す、歌詞を伝えるとなると、スキル不足となる人がほとんど。
長年の滑舌の悪さは自分では分からない事が多いので、細かな指導や矯正作業は講師に指導してもらうようにしましょうね。