COLUMN

【ボーカル】【トレーニング】【スキルアップ】
2015.11.12

歌が上手くなるコツ(3) ~聴き取る力。歌が上手くなる人、上手くならない人

以前にも、コラムで少し触れた様に、上手くなる為におすすめしたい練習は、自分の歌唱を録音する事。
また、自分の歌唱ポイントや気をつけるべき事、発声感覚、歌唱感覚などを楽譜やテキストにノートすることです。
ですから、トップノートではレッスン内での録音というものを大事にしながら、自分の歌唱を客観的に捕らえてもらうレッスンを創業当時より実践していますよね。
マーキング方法も教えています。

最近では、スマホでも録音出来る、とても便利な時代になりました。
小型のボイスレコーダや、DTMの機器もお安くなりましたので、昔よりも安価で簡単に実践出来るはずです。

ただ、録音自体はとても良い事なのですが、気をつけて欲しいのは、自分の歌い直した歌唱でクリーニングしてしまわないこと。
録音した自分のテイク、自分の歌唱を聴きかえす時には、一緒に口ずさんだり、一緒に歌い直さない事です。
自分の歌唱を聴き直している上から歌ってしまったのでは、フィーリングはおろか、ピッチ、リズムに至るまで、自分のどこが悪いのかが客観的に詳細に聴き取れなくなってしまいます。
音が出れば、つい歌いたくなる気持ちは分かるんですが、実はこれでは上達しません。
上手い人は、自分のテイクをしっかりと、客観的に聴き取ることができます。



聴き取るんだと決めた時には、しっかりと聴く事。
イメージすると決めた時には、しっかりとイメージすること。
歌うと決めたなら、しっかりと歌う様にしましょう。

また、これは歌を覚えるときにも同じ事が言えます。
素人さんは、うろ覚えで、すぐに口にして歌ってしまう人が案外多いです。
その結果、間違えてメロディやリズムを覚えていたり、グルーヴやシラブル、ニュアンス、エモーションが甘かったりします。
声や歌唱するまでに、何度も沢山聞き返して、メロディやニュアンスなど、しっかりした歌唱分析と強いイメージを作り上げてから、実際の歌唱に入りましょう。



最終は、人前で歌っている自分の姿まで想像しながら、イメージ歌唱や実際の歌唱トレーニングができれば、プロ並みですね。