COLUMN

【トレーニング】【身体】
2014.9.5

歌が上手くなるコツ ~女子はとくにしっかりとした声作りと身体作りを

女子は男性に比べ、基礎発声にも丁寧に時間をかけ、ボーカルの身体作りも実践してほしいと思います。
その理由は、成人にもなってくると、体格、肺活量や筋力でも男女で大きな差が生まれてきます。腹式呼吸の習得も難しいのは女子だと言われます。
ですから、とくに女子はそういう心構えを持って、教える方も教わる方も丁寧に粘り強く声作りをして欲しいです。

声帯自体も男性と比べると小さなサイズであり、様々な要因が女子らしい声を作っているとも言えますが、悲劇のカストラートが作られた経緯からも分かる様に、パワフルな歌唱に挑み、本格派を目指すほど、単純に女子には馬力やエネルギーというフィジカルな要因も課題になるはずです。
そもそも欧米人と比べると日本人はキャシャです。
海外の名ボーカリスト、パワーボイスを作る名立たるアーティストを観察して見て下さい、良い体格をしていませんか?
パティ・ラベルに、アレサ・フランクリン
エタジェイムズジェニファー・ホリデーに、ベット・ミドラーマライア・キャリー
クリスティーナ・アギレラケリー・クラークソンなどなど。



また、日本人にはとくに多いパターンですが、いわゆる女子っぽい声、無意識にも女の子らしい可愛い声やアニメ声を作る事に慣れていたりします。
日本の文化では世間体や第三者に対してなら、なお控えめとなりやすく、男らしさとか、たくましさ等に例えられるような共鳴や色合いを、無意識のうちに排除してしまっていることが多いのです。
ですから、日本女子にとってはダイナミックでパワフルな歌唱は難しい事になります。
顔やダンスで売るアイドル志望もいますから、どちらが良いという事も一概には言えませんが、今も昔も男勝りなパワフルな歌唱ができる本格派の女性シンガーは数少ないですし、だからこそ実は業界からも強く望まれている人材です。
本格的な声を出したいと願うならば、女子も肉体(フィジカル)を作り上げていきましょう。