COLUMN

【ボーカル】
2014.7.24

キーを上げる事は難しいことではない

どんな高音でもよければ、キーを上げる事は難しい事ではない。
上手いと言わせるには、「高音」それだけではダメです。
問題は、その「質」だということ。
質の高い高域になるほど、1音を上げる為には、粘り強い鍛錬がいる事は理解しなければなりません。
極論ですが、例えば、ひと月にひとつキーが伸びたら、1年で1オクターヴも伸びる事になります。



そう簡単ではないことは誰でも分かりますよね。
しかし粘り強く喉や身体を鍛え、声帯や呼気コントロールを練習していけば、キーを上げる事も不可能ではないですし、地道に頑張っている生徒さんなら実感出来てる人は多いはずです。
アーティストを見ても、デビュー当時からリリースを重ねるごとに少しずつキーが上がっていく事だって珍しくありません。
もちろん、その逆で、加齢による身体能力の衰えやノーメンテナンスなどによって、キーやパワーが落ちてしまう事もあります。スポーツ選手と同じです。
また稀に、教則本やサイトからの知識、前に習ったときの癖や指導の先入観に捕われている方がいるため、質の良い高域が出せない人も多く見受けられます。

ボーカリストの高音への憧れは誰もが望む所。
しかし、必要なのは魅力の無い高音ではない。
魅力的に歌えるボーカルかどうか、それが問題です。
心の動きが声に見える事。



それが無ければボーカロイドでいいじゃんと言う事になります。