COLUMN

【トレーニング】
2014.3.24

ウォーミングアップを一流に

ウォーミングアップでは、まずはしっかりと良いイメージを作る事です。
そして声の出し始めは、同じフレーズ、モチーフを継続することで比較が生まれ、今日の調子が分かりやすくなります。
毎回違う事をやると、調子を探る事が難しいものです。
不調の原因は、今回のパッセージが難しいのか、キーが問題なのか、自分の発声の調子が悪いのかと。



例えばリップロールなど、レッスンの始めに行う事も多いとは思いますが、流れ作業の様に退屈に行ってはいませんか?
調子が違えば同じトライアルでも、その都度、意識は違ってくるはずであり、今日の本番歌唱を十分なものにする為に、どういう風に調子づけていくかを考えていかないとダメです。
そして、その時々に応じて、調子づけるために培われた処方や感覚は、あなたにとっての宝物になるはずです。
定期的にしっかりとした練習、レッスンをやっている人だけに与えられる感覚や、処方箋とも言えるでしょう。

極論で言えば、本番と同じくらいにウォーミングアップは大切ですし、10分で十分と思える日もあれば、本番以上にウォーミングアップに時間を費やさないと調子を作れない日もあります。
また、自分の調子が見極められて調子を作れるような上級者になれば、何をやっても良いんです。
ただし、これは長い年月、ボーカリストとして練習を沢山こなし、自分の喉を理解出来た上級者の人に限られるでしょう。
初心者ほど、すぐに大声で歌いたがり、派手な事をやりたがり、同じモチーフや練習には、何故こんなに退屈な事をしているのだろうと思います。
しかし一流ほど、しっかりとしたメンテナンスを望み、イメージや調整時間、質の高いウォーミングアップ、声と気持ちのセットアップを作り出すものです。



あなたの、ウォーミンクアップのレベルは、今どのレベルですか?