COLUMN

【ボーカル】
2014.2.22

漫画家とアニメーター

最近、プロの漫画家さんと話す事があり、「漫画家とアニメーターとの違い」について、会話をした事がありました。
大まかに言えば、漫画家さんは、そこに大きなメッセージがあり作品を作る者。
アニメーターは、描く事が好きで、絵を描きたくて描きたくて仕方が無いという人。
様々な漫画家の要望やメッセージを読み取り、描けるスキルを持ち合わせ、その漫画のキャラクターを、一日中でも好きで描いていられるような人材だ、と話されてました。

ふと音楽。ボーカリストにも置き換えてみたんですが、やはり同じだなと思いました。
自分のメッセージがあるシンガーソングライターは、例えるなら漫画家。
作曲や作詞という、自分のメッセージを持たないシンガーは、例えればアニメーター。
どちらが良くてどちらが悪いという事ではないのですが、両者は、プロデュース側から求められるものの比重が違ってくるという事を、理解するといいですね。



シンガーソングライターは、自分の言葉とメロディ。自分だけの強いメッセージを持っています。ですから、作品の良さで魅了する事も出来ますし、歌唱力は自分の作品、メッセージに充分であり、そこにさえハマれば良い訳です。かなりの極論ですが。
シンガーはどうでしょうか?自分の言葉やメロディを持たない分、誰かのメッセージ、作品やプロデュースが必要となります。では、どうすれば自分に作品を与えてもらえたり、プロデュースしてもらえるか考えてみて下さい。
作者を満足させる歌唱力、オリジナル歌手以上の強い表現力が必要となりますよね。
端麗な容姿、何でもこなせる柔軟性も持ち合わせれば、チャンスも増える事でしょう。

シンガーソングライターは己の歌唱の質を高め、また、シンガーは自分だけのメッセージを生み出せるようにと、両立させる意識が望ましいですが、今のあなたは、どちら側として外からは見えているのか・・・。



把握すると、良いヒントになります。